担当からのコメント
千葉県市原市のT様邸にて、屋根カバー工法(重ね葺き)工事を行いました!
屋根工事にはカバー工法、葺き替え工事、塗装工事と大きくわけて3つの施工方法があります。
屋根カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を葺いていく施工方法です。
既存の屋根材の寿命が過ぎていなければ塗装工事ですみますが、
寿命が過ぎていたり塗装では補修がきかない場合はカバー工法か葺き替え工事に絞られます。
葺き替え工事は既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を葺く工事で、
一番メリットが多い工事ですが、その分費用も高額です。
状況によっては長い目でみた時のトータルコストを抑える事ができる場合もあります。
カバー工法は葺き替え工事のように撤去費用がかからず、かつ工期も短く済みます。
デメリットとしては屋根が2枚になるので屋根全体が重くなり、耐震性が下がります。
なお、もともと葺いてある屋根材の種類によってはカバー工法ができない場合があります。
今回施工させていただいた屋根はカラーベストでしたので、カバー工法が可能です。
既存の棟板金と貫板を撤去し、屋根材の上からルーフィング(防水シート)を張りました。
使用したルーフィングは田島ルーフィングさんのPカラーEX+です。
改質アスファルトルーフィングで、優れた基本性能を持っています。
屋根材は下から上に葺いていきます。
使用した屋根材は当社オススメのガルバリウム鋼板です。
耐用年数が長く、サビに強く、薄くて軽いのが特徴です。
屋根カバー工法は先述した通り、屋根が2枚になるので、なるべく軽量のものを提案させていただいています。
屋根を葺き終え、貫板と棟板金を設置して完了です。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!