千葉県市原市にて、瓦屋根・漆喰工事のご依頼をいただきました!
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築32年のお宅で、棟の中に使われている屋根土の風化により、
厚のし瓦がずれてしまい、一緒に一番上の丸瓦もずれていました。
隅棟の先に付いている鬼瓦も押し出され、
このままだと棟の厚のし瓦が落下してしまい、棟が崩れる危険がありました。
更に、一番上の大棟と隅棟が接している三つ又もずれていたので、
そこから雨水が入る可能性もあります。
また、厚のし瓦のズレと共に、
厚のし瓦と丸瓦を繋いでいた銅線が劣化により切れてしまっていました。
一度棟をばらし、新しく積み直す事としました。
屋根の上に足場を設置し、既存の瓦を置けるようにして、
一段ずつ厚のし瓦を剥がしていきます。
既存の屋根土を全て剥がし終えた状態です。
ここから新しい屋根土を使い、棟を積んでいきます。
また、一部の瓦が割れてしまっていた為、コーキング材を使って補修しました。
ただ、コーキングは一時的な処置である為、最終的には新しい瓦と差し替える必要があります。
「瓦屋根の割れ、剥がれの補修方法」については、こちらのページです。
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