千葉県館山市にて、瓦屋根・漆喰工事のご依頼をいただきました。
棟瓦の積み直し工事です。
今回は、既存の棟瓦の撤去から、漆喰の撤去の様子までをお伝えします。
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棟瓦の積み直し工事の場合、既存の瓦は再度利用するので、
割らないよう丁寧に外していきました。
一枚ずつ瓦を外していくと、中に詰められていた漆喰が出てきます。
写真では分かりにくいかもしれませんが、
漆喰だけではなく、土も一緒に出てきました。
最近ではほとんど土は使われていませんが、昔はこれが普通の施工方法でした。
更に、こちらのお宅では見えない部分には黒の漆喰を、
見える部分には白の漆喰を使い分けられていました。
この中の材料だと、白の漆喰が一番高価です。
見えない部分で経費を削減されていたようです。
残念ながら外装工事は見えない部分だけケチる業者は存在するので、
そういった業者を選ばないよう、ご注意ください。
漆喰と土を撤去すると、このように棟の部分が寂しくなります。
なお、この後は黒の漆喰を成形し、最初に撤去した棟瓦を積み直しいって、施工は完了します。
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